概要

セーフティウォール(ASW)工法は、土圧による外力に対しブラケット・ウエイト等の抵抗応力でバランスさせる構造を持った擁壁です。在来工法に不可欠であった底版を必要としないため、現況地盤の掘削を最小限に留め、自然環境負荷の低減を図ることが可能であり、急傾斜地の未利用地の再生、既存擁壁のリニューアルなど幅広く活用いただける工法です。3m程度の高低差部分には抵抗応力機構を有しないI型断面の自立式を採用いただくことも可能です。2mを超える擁壁に必要な工作物確認申請から検査済証の取得まで当社で対応いたします。

特長

自然環境負荷の低減

ASW工法

在来工法

底版が不要なため、現況地盤の掘削を最小限にとどめ安定した地盤への影響を抑えることができます。

急斜面等の未利用地の再生

ASW工法

在来工法

急傾斜地前面に底版のない垂直擁壁を設置することでがけ面保護及び平地面積を増やすことで未利用地の再生を図ることができます。

既存擁壁のリニューアル

ASW工法

在来工法

老朽化した擁壁や既存不適格な擁壁を残したまま新設擁壁設置ができます。
既存擁壁が境界際にあり、設置余地のない場合でも対応可能です。